2011年10月17日
サムスン、日本でiPhone 4S販売差し止め申請
アップルとサムスンの知財戦争が激化している。
アップルの特許侵害による販売差し止め請求が欧州で申請されたが、日本ではサムスンがアップルに対してiPhone4Sの販売差し止めの仮処分申請をした。
たしかに両社の商品はさまざまな面で類似している部分が感じられる。
日本ではiPhoneの方が先に知名度を得ていたこともあり、最初GALAXYを見たときはパクリ?とさえ感じたものだ。
しかし、タッチパネル等スマートフォンの核と思われる技術的な面では双方が同じ類似した技術を使用しているものと思われる。
ここ1、2年で急激に普及したスマートフォン市場だが、今後各国でどういった裁判所判定が下されるのか、注目するところだ。
【関連記事】
2010年08月16日
日本でのヘッドハンティングがサムスンを反映へと導く
Headhunting in Japan put Samsung on the path to greatness(The asahi.com)
http://www.asahi.com/english/TKY201008120292.html
韓国の電子メーカーサムスンが日本人の技術者をヘッドハンティングしている。
サムスンといえば、去年日本の主要9社の電気メーカーの利益の合計額を1社で超えてしまったということで有名だ。
さらに今年は4月から6月の四半期で3,600億円の利益(前年比87%)増に達すると見込まれている。
そのサムスンの原動力といえるのが、日本人のヘッドハンティングだ。
日本企業はここ20年景気が低迷しており、日本人の技術力に比べて経済的には冷遇されているのが実情だ。
そこに目を着けたのがサムスンだ。
サムスンが日本でのヘッドハンティングを始めたのが90年代中頃からで、日本の半導体技術者を中心にヘッドハンティングしている。
人によっては当時の給料の5倍で、さらに家や運転手付の車までついてくることもあるようだ。
日本で自分のスキルを持て余している有能な技術者にとってはまたとないチャンスといえよう。
先の見えない日本で仕事を続けているより、躍進する企業に転職する方が将来は有望だ。
このようにして、日本の有能な技術者が海外流出していったのは事実といえるだろう。
最近では自国で優秀な人材を輩出する制度も確立し、ハーバードをはじめとする世界的な有名校へ留学する学生数では日本を大きく抜いていると報道されている。
その分、日本では他の先進国に比べて知的分野における外国人の登用率が低く、英語の使える人材が少ないこともあり、グローバル化が進展する現代で他の外国企業に遅れをとっているのは否めない。
また、ガラパゴス化と称されている通り、日本国内で独自の文化が進化し、海外にその先進性を展開できていないのが現状だろう。
必ずしも日本人が他の諸外国に比べて劣っているというつもりはない。
純粋に技術力でいえば、まだまだ日本の優位性が勝る分野が多々あると思っている。
要はその優位性を生かすための営業力、マーケット力が足りないために、外国企業に風穴をあけられているわけで、逆にそれらの分野で力を発揮できる人材を輩出できるかが今後の日本の動向を占うことになるだろう。
【関連記事】


